製品紹介
光ファイバーパッチコード
光ファイバーパッチコード
Fiber Optical Patch-Cord
光ファイバーパッチコードとは?
「光ファイバーパッチコード」とは、光ファイバーケーブルの両端、または片端に光コネクタが取り付けられたものです。つまり、光ファイバーケーブルにコネクタを取り付けたものが光パッチコードです。
光ファイバーケーブルは光コネクタが取り付けられ、光ファイバーパッチコードになることで、光ファイバーケーブル同士で簡単に接続したり、そのほかの通信コンピューターデバイスに接続できます。
弊社ではお客様からの様々なリクエストに応じた製品の供給が可能です。
単心 Simplex
単心タイプは、最もポピュラーな光ファイバーパッチコードです。その構造はとてもシンプルで、心線にシースを被せただけ。キャビネットなど、損傷を受けづらい場所に適しています。
2心 Duplex
2心タイプは、2本の光ファイバーケーブルがまとめられ、コネクタが2つ取り付けられているタイプです。架内配線など、2心単位の接続をする際に用いられます。
多芯 Multi Core Fiber PAtch-Cord
多芯ファイバパッチコードは、一本のファイバーケーブル内に複数の光ファイバを束ねたパッチコードです。多芯ファイバパッチコードは、より高い容量と信頼性を得るためにデータセンターや通信システムで使用されます。複数の光ファイバーが一本のパッチコード内に収められている為、配線や取り回しが容易で、設備配線やメンテナンスの容易性の上で様々な利点を有しています。
MPOコネクタパッチコード MPO Connector Patch-Cord
MPOとは、「Multi-fiber Push On」の略語で、1つのコネクターに最大72本の光ファイバを組み込むことができる革新的なマルチコアファイバコネクタであり、高密度光ファイバシステムで使用される光ファイバコネクタの一種です。
MPOコネクタパッチコードは、高速・高容量な光ファイバネットワークに於けるデータ転送に用いられ、特にデータセンターやクラウドコンピューティング環境に適しており、スペース効率が良く、配線作業が容易である為、設置やメンテナンスに非常に重宝されています。
また、MPOコネクタパッチコードは、簡単に接続や切断が出来る為、設置変更やシステムの拡張にも対応しやすい利点があります。
光パッチコードを選ぶ際には、下記の情報も必要です。
【光コネクタ】
コネクタを両端に付けるか、片端に付けるかを選べます。
【長さ】
1〜5mの長さのものから、長いものでは数百mのものまであります。
【モード】
「シングルモード(SM)」と「マルチモード(MM)」の2種類があります。コアの直径が9.2μmのものがシングルモードです。50μm(62.5μm)のものがマルチモード(MM)です。マルチモードの中でも、グレーデッドインデックス(GI)が一般的です。