製造業とものづくりの違いとは?
2024/03/15
製造関係の企業ホームページを見ると、製造業やものづくりと記載されていることが多いです。
両者は物を作るという点では同様の意味に思えますが、具体的な違いをご存知でしょうか。
そこで今回は、製造業とものづくりの違いについてご紹介します。
製造業とは
製造業は、物を作り製品化するお仕事です。
例を挙げると、家電製品を造る企業を製造業と呼びます。
製造業でもものづくりという言葉を使用するシーンもありますが、根本的な意味は同じではありません。
ものづくりとは
ものづくりは、物を作ることを意味します。
物の対象は、家電や機器など幅広いです。
ただ、企業によってものづくりの考え方は異なります。
単純に物を作るだけではなく、壊れにくい物を作るためにはどうすればいいかなど付加価値を持たせることも含まれるのです。
また一般的にものづくりは、熟練の職人技によって生み出された製品のことをいいます。
ただただ物を作るのではなく、一つひとつ丁寧に作り上げるといった意味です。
製造業とものづくりの違い
どちらも「ものを作る」という意味では同じです。
製造業はものづくりの職業を意味し、ものづくりは物に対して付加価値を付け製造することをいいます。
まとめ
製造業とものづくりは、どちらもものを作ることです。
ただ、製造業は職業自体のこと、ものづくりは付加価値や物に対する思いが含まれていることをいいます。
似ているような言葉ですが、それぞれ意味は異なるのです。