光ファイバーの用途について
2023/09/08
光ファイバーとは、光を伝えるための伝送路のことです。
光通信分野においては、高速で長距離に信号を送ることができる優れた媒体として広く利用されています。
そこで今回は、光ファイバーの用途について解説します。
光ファイバーの用途
光通信
電話やインターネットなどのデジタル情報を、光信号に変換して送受信する方法です。
低損失で高容量な伝送が可能です。
センサー
温度・歪み・振動などの物理量を、光信号に変換して測定する装置です。
電磁気の影響を受けず、細径で柔軟なため危険な場所でも安全に使用できます。
医療機器
内視鏡やレーザー治療器など、体内や皮膚表面に光を照射したり観察したりする装置に使用されています。
細くて柔らかいため体への負担が少なく、高精度で無菌的な処置が可能です。
製造業
レーザー加工・溶接・切断など、工業用レーザーをガイドするために使用されます。
高出力で正確な加工が可能です。
航空宇宙
衛星・ロケット・航空機などに搭載される通信や制御システムに使用されます。
軽量で耐久性が高く、電磁波や放射線の影響も少ないため信頼性が高いです。
その他
先に紹介した分野以外にも、エネルギー・自動車・家電・建築・照明・音響・映像・ゲームなどに光ファイバーが使用されています。
まとめ
光ファイバーは光を伝えるための伝送路のことで、光通信以外にもさまざまな用途があります。
私たちの暮らしには欠かせないものとして、これからますます活用の幅が広がっていくでしょう。
当社では、全世界共通規格である安心・安全で高品質な光通信部品の製造を手掛けております。
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